「湿気によって広がる髪が扱いづらい」
「CMで見るようなサラツヤヘアになりたい」
「くせ毛で髪がまとまらない」
「毎朝のアイロンでの負荷が気になる」
そんな髪のお悩みをお持ちの方は少なくないのではないでしょうか?
それもそのはず。日本人の7割以上はくせ毛だと言われているんです。
そんなくせでお悩みの方の救世主、縮毛矯正。
一度かければ半永久的にストレートでいられる革命的な技術です。
ですが、あくまで生えてきた髪にだけお薬を作用させる技術なので、残念な事に新しく伸びてきた毛はくせ毛で伸びてきてしまいます。
折角、ストレートにしたのだからその状態をなるべく保ちたいですよね。
そこで今回は、縮毛矯正をかけ続けている方などから多く頂く質問
このお悩みについてお答えしていきたいと思います。
髪質やクセの強さによって答えは様々
実はこの問いに対しての明確な答えは特に無く、ご自身が気になった周期でかけてあげる事が望ましいです。
それは、
癖の種類、ヘアスタイル、髪質などでスタイルの崩れの感じ方が大きく変わってくる事が要因となっています。
持ちが良い | 持ちが悪い |
・毛量が多い | ・毛量が少ない |
・髪が長い | ・髪が短い |
・クセが弱い | ・クセが強い |
・重めのヘアスタイル | ・軽めのヘアスタイル |
・柔らかめの髪質 | ・硬めの髪質 |
単純にクセが強い方で3ヶ月ほどの周期でかけることもあれば、クセが弱く1年周期でかけられる方もいらっしゃいます。言うところ、本人の気になり次第のようなものですね。
ですが、一応プロとしてオススメする周期というものもちゃんと存在します。
次は、そちらを解説させて頂きます。
ちなみに縮毛矯正の仕組み上、若干の薬のオーバーラップ(前回の矯正をかけたところにまた薬をつける)が必要になってくるのですが
・周期が短いほどその部分が増えてしまう事
・少ない幅をピンポイントでムラなく塗布する技量を要する事
などから、かけなおす頻度が早すぎる事によってデメリットが生じる場合があります。
1〜2ヶ月の周期でかけるのはあまりおすすめしていません。
矯正をかけるお勧めの時期、周期
美容室には例外無く、縮毛矯正の頻度が上がる時期があります。
ご存知の通り、梅雨時期です。
折角、定期的に縮毛矯正をかけているであればこの時期をベストパフォーマンスで望みたい所ですよね?
それを、毎年実現する為には矯正をする年間サイクルを作ってあげる事を推奨しております。
お勧めする4つの周期
① 3ヶ月 ② 4ヶ月
③ 6ヶ月 ④ 12ヶ月
個人的にはこの4パターンのどれかの周期を選んであげると年間を通してストレスが少なく過ごせるのではないかと思っています。
この周期というのは
①3ヶ月
5月 → 8月 → 11月 → 2月 → 5月
③6ヶ月
5月 → 11月 → 5月
のように、ピンポイントで合わせた梅雨前の時期に年間を通して無駄なくかけられる周期設定になっています。
逆に、これを意図せずに単純に気になったタイミングで縮毛矯正をかけてしまうと、
※6ヶ月周期が理想の方
5月 →
(乾燥時期に入ってあまり気にならなかったので)1月 →
(湿気が出てきて気になって) → 5月
と、かけている回数は変わっていないのに、快適な期間が少なくなってしまい逆に勿体無い事になってしまうんです。
技術差によっても頻度が変わる
ここまでは、あくまでも適切に矯正がかけられてる場合の前提です。
そもそものかかりが弱かったのであれば、やはり持ちとして感じる期間は短くなってしまいます。
逆に強すぎて髪が縮れてしまうケースも。こちらの場合は改善するのに相当な技量と知識力を伴います。
矯正が上手な美容師さんに変えるだけで、劇的な変化を感じる方も大勢いらっしゃいます。
まとめ
縮毛矯正は美容室の施術の中でもブリーチと並んで1番負荷がかかる技術になります。
縮毛矯正のニーズに比べて、その技術の難易度故に失敗による二次被害も後を経ちません。
前述した事柄よりも、技術力の高い信頼できる美容師さんを見つけることが一番なのかも知れませんね。
今日は以上になります。それでは良い美髪ライフを♪