縮毛矯正

【失敗?治るの?】縮毛矯正でおこるビビリ毛の原因と改善方法

 

 

「ビビリ毛」

あまり人によっては聞き馴染みのない言葉かもしれませんね。

 

触るとガサガサ、ゴワゴワ硬い質感…

見た目はチリチリ、ジリジリ…

濡れた状態ではテロンテロン…

 

過度なダメージや損傷で髪としての形状を保てなくなったダメージ毛の最終形態

髪の全体が縮れて見え、ゴムのように伸び、枝毛だらけ。

触るだけで切れてしまうような髪の毛の事を指します。

 

髪の表面(キューティクル)が溶け、中のタンパク質がぐちゃぐちゃになり正常な水分量・油分量が保てなくなってしまった状態。

 

 

髪は死滅細胞。お肌のようにターンオーバーなども無く自分で修復する事はありません。

このような状態になってしまった場合、残念ながら「治す」方法は存在しません

 

今回は

 

・ビビリ毛の原因

・ビビリ毛になってしまった場合、どう付き合っていけばいいのか

・これからビビリ毛にならないようにするには何を気をつければいいのか

 

などを解説していこうと思います。

ビビリ毛の原因って?

 

 

ビビリ毛が発生してしまう原因の美容師サイドの失敗・判断不足・経験不足によって起こってしまう事が大半です。

 

美容室の施術は

・薬剤選定

・薬剤を放置する時間

・薬剤の塗布料 etc…

など他にも上げきれないくらい様々な部分で「選択」が枝分かれします。

 

健康毛ならまだしも、元々ダメージがある髪に薬剤をつけるという行為においてその「選択」を誤ってしまうと大小あれどダメージに繋がってしまう可能性があります。

 

縮毛矯正によるビビリ毛

事例として一番多いのがこの縮毛矯正によるビビリ毛です。

縮毛矯正の施術は美容室にあるメニューの中でほとんどの場合、一番施術の工程が長く美容師側は適切な毛髪診断の後に様々な髪に合った選択をしなければなりません。

それに加えて、縮毛矯正のパワーはメニューの中でもブリーチと並んでトップクラスに髪に負荷をかける技術です。

普段、お家で乾いた髪にアイロンをしてストレートにするのとは違い、薬剤によってデリケートになっている髪に高温を当てて熱によるタンパク質の変性を行います。

 

髪質やダメージによって行う薬剤の強さや時間、工程などの計算が非常に難しく技術の差が如実に出てしまう施術です。

お店によっては「髪質改善」などの名前で縮毛矯正を行っている所もあり、髪によかれと思ってやったのにビビリ毛に…なんて事例もあります。

 

【実は落とし穴?】マツコ会議でも話題の髪質改善とは? 最近はテレビの影響もあり、至る所で聞くようになった【髪質改善】というネーミングのメニュー。 ...

 

ブリーチによるビビリ毛

次において多いのが、ブリーチによるビビリ毛です。

前述にもありましたが、縮毛矯正と並ぶトップクラスのダメージを伴う技術。それがブリーチです。

通常行うカラーリングと違って、髪の中の色素を壊して色を脱色します。

その負荷分、見た目としても手触りとしてもダメージとして感じる事が多くそれを改善しようと+αで縮毛矯正をしたりパーマで誤魔化したりと複数のメニューを組み合わせる事によってビビリが発生してしまうケースが多いです。

パーマによるビビリ毛

 

パーマにおいてもビビリ毛になってしまうケースがあります。

パーマという技術は他の施術と違い、

髪の毛で一番負荷のかかっている部分にかける技術」です。

 

この場合も、パーマ単独でビビリ毛になってしまった!というパターンは本当に稀で、

「縮毛矯正をした髪の毛にパーマ」もしくは「ブリーチをした髪の毛にパーマ」などの複合的なダメージによって起こってしまう事が多いです。

 

他にもこんな原因が

 

使用しているヘアケア

 

繰り返しになりますが、一度痛んだ髪は死滅細胞なので治すことは出来ません

トリートメントは修復こそ出来ないものの、お肌のファンデーションのようにダメージという髪の欠点を隠してくれる役割があります。

ですが、これがマイナスとなってしまう場合もあります。

 

前述した3つの施術を行う時などは特に事前の毛髪診断の力と薬剤の知識が必要になってきます。

その診断時に表面上にカバーしている物が多い、いわば厚化粧をしているような状態になっていると適切な毛髪診断が行えず元のダメージを見極められないで施術を進めてしまうケースがあります。

 

よくテレビで芸能人がすっぴんを公開するような企画の時に

「肌が綺麗だと思ってたけど、メイクを落としたら思ったより肌荒れしてるのね!」

なんて事があったりしますが、髪も同様で経験値が浅いとその部分が見極められなかったりするんです。

 

そして、ダメージを勘違いをしたままの薬剤選定、施術工程。

結果、耐え切れないダメージによりビビリ毛に。

などの例もあげられます。

 

髪の履歴が複雑

 

薬剤施術と一番相性が悪いのが『ホームカラー』です。

自分での塗布で色だけでは無くどうしてもダメージもムラになってしまいます

縮毛矯正やブリーチなどハードなメニューをしていく場合は絶対的にオススメしません。正直リスクだらけです。

 

それに加えてのご自身のコテ、ストレートアイロン。

美容室も決まっておらず、色々なメニューを繰り返し…

 

などとなると、勿論本人も全ては把握しきれていない場合がほとんどですし髪の至る所でダメージの差が起こりすぎて薬剤の選定が不可能になってしまう場合もあります。

個人的には、あまりに複雑な状態であると施術をお断りする事さえあります。それぐらいシビアなんです。

 

ビビリ毛の改善方法はあるの?

 

 

子じかくん
子じかくん
髪が治らないのは何度も言われてるから分かってるよ!でもどうにか出来ないの…?

そんな藁にもすがる思いの方への対処法をいくつかご紹介致します。

 

①痛んだ部分をカットする

何をしても修復する事はない。すなわち根本は切る以外に解決する策は無いわけですね。

単純で場合によっては非常に長い時間を要しますが、

「カットが一番のトリートメント」なんて言葉もあるくらいに大事な考え方です。

他の選択肢を選んだとしても、これを併用して良くしていく他ありません。

 

だけど、諸々の事情でそれが出来ない…

そんな場合の方法を次から解説していきます。

 

②タンパク質の穴埋め、皮膜処理

簡単に言うと、美容室でやるトリートメントになります。

 

トリートメントは髪を痛めるは本当? トリートメントは髪を痛める 今このブログを見てくださっている美意識の高い方であれば、一度はこの言葉を聞いた事がある...

 

でも話しましたが、トリートメントをする事によって治ると言う事は決してありません。

ただキューティクルが剥がれ剥き出しの状態の今、そのままの状態でいればダメージが加速しさらなるダメージに繋がる可能性が大いにあります。

内部を少しでも疑似的に穴埋めし、コーティングで疑似キューティクルを作ってあげる事によって多少のダメージの軽減や手触りの向上に繋がります。

内部に入れるもの、皮膜としての加工も適材適所があるのでやはりここも毛髪診断力が必要となってきます

③ヘアケアを適切なものに

 

シャンプーやトリートメントは毎日使うもの。

年数回の美容室での高価な施術より、毎日継続して行うものをより適切なものに変えてあげる事によって効果を感じる事もあります。

日々使うシャンプートリートメントが髪の状態や髪質に合わないものを使い続けていると、髪の痛みを促進させてかえって状態を悪化させる可能性も十分に考えられます。

この辺りもビビリの知識に長けたプロからアドバイスをしてもらうのが一番ですね。

 

④ビビリ毛修正

美容師側が出来る最後の砦。

修繕などと言えば聞こえが良いですが、つまり工程としては再度矯正をかけ直して髪の毛を綺麗に見せる方法です。

ちなみにビビリ毛の時専用の魔法のお薬はありません。

ビビリ毛修正を可能としている美容師さんも仕組み的には普通のお薬を使用して修繕します(したように見せる)

ただでさえデリケートすぎる状態の髪にさらに負荷をかけようとしている訳です。想像しただけでも恐ろしい。

ご察しの通り、美容師技術の中で最高峰の毛髪診断能力、技術力が必要となってきます。

 

何度も言いますが、どんなに熟練の技術を持っていても痛んだ髪を元に戻す事は出来ません。あくまでなるべく綺麗に見えるように取り繕っている。例えれば【髪の整形手術】のようなものです。

今の状態で少しでも良くしたい。という方への最終アプローチです。

 

ビビリ毛修正をする上での注意点やリスク

 

・どんな美容師でも成功の保証は一切出来ない

・その場は綺麗に見えるようになっても持続する保証はない

・見た目は良くなっても手触りは向上しない場合がある

・濡れている時はほぼ変化がない

・失敗しても一切の責任を負えない

・さらに髪を悪化させる可能性すらある

 

など、様々なリスクを踏まえた上でやらなければならない正真正銘最後の砦の技術です。

ビビリ毛にも軽度のビビリから重度のビビリまでレベルがあり、それによっても難易度が変わってきます。

前者であれば知識、経験、技術でカバー出来る可能性もありますが、決して美容師側からオススメ出来るような技術ではありません。

 

 

まとめ

・ビビリ毛は治す事はできない

・主に縮毛矯正、ブリーチ、パーマの失敗によっておきる

・ビビリ毛にならないような生活を(セルフカラーや髪の厚化粧をやめる)

・基本的にはカットで解決していく。ビビリ毛修正は最後の砦

 

本当に何度も繰り返しになってしまいますが、一番の修繕はカットをする事です。

それがどうしても叶わない場合は、

ダメージの度合いや髪質、過去の施術内容などによってご自身でのケアの方法も異なってきますのでお困りの方は信頼できる美容師さんに相談してみるのも良いかと思います。

 

本日は以上になります。それでは良い美髪ライフを♪