「前髪のクセのせいで毎朝スタイリングが決まらず憂鬱…」
そんなお悩みをお持ちの方も少なくないはず。
毎朝、クセが気にならず楽にスタイリング出来たら幸せですよね?
今日は、そんなお悩みを少しでも解消出来るかもしれない記事になります。
などのお悩みの方も参考になるのではないかと思います!
Contents
そもそも前髪だけの縮毛矯正ってどうなの?

前髪は全体のスタイルの中でも、特に印象が変わるパーツの一つです。
それに加えて、顔周りの髪の毛は細く弱くなっている事が多くクセによる影響も感じやすい部分です。
「後ろはそんなにでもないんだけど前髪だけクセが気になるんだよね…」
そう言った方は、前髪の縮毛矯正がオススメです!
前髪の縮毛矯正がオススメなのはこんな人

・前髪のクセが出るのが他の部分に比べて早い方
髪の毛がロングで全体的に縮毛矯正をかけている方などは、
髪の重さによって後ろはクセが気にならないが、短い前髪は重さが無いのでクセが早く気になってしまう。
というケースは割とよくあります。
・毎朝の前髪のアイロンが大変な方
後ろのクセはそんなに気にならなく縮毛矯正するほどでもないけど、前髪だけは毎朝クセを伸ばしている。
これも上の例と似たようなケースですね!
・忙しくて美容室に行く時間も中々とれない方
縮毛矯正という施術は工程が多く、どうしても時間がかかってしまうもの(当店ですと4時間前後です)
「そんな長い時間を美容室にかける事は出来ないが、前髪だけでもなんとかしたい…」
そんな方々にオススメなのが前髪の縮毛矯正です!
次は、そんな不安について解説していきます。
縮毛矯正をかけて自然な前髪に出来るの?

ヘアカタログを見ても最近のトレンドとして、
「ふわっと柔らかい質感」の前髪が多いですよね。
担当する美容師さんのスキルにもよりますが、そんな素敵な前髪にする事は可能です。
技術の部分で変化をつくる
根元の部分はしっかり伸ばす為の薬剤、毛先には自然になるように優しい薬剤を塗り分けて使う事によって、ナチュラルな前髪を演出する事が出来ます。
また、髪の状態にもよりますが、アイロンの使い方によってもふんわり具合や曲がり具合がコントロール出来ます。
自然に見せる為の道具を使う
「柔らかさを求めるがあまりに肝心なクセ自体が伸びていない」となると本末転倒です。
クセの強さや種類によっては、縮毛矯正はわりとしっかり目にかけてアイロンやカーラーなどを使って柔らかさを演出する事をオススメするケースもあります。
この辺りは担当の美容師さんと相談しながら決めていくべき所ですね。
流せるような前髪も作れる?
前述の通り、薬剤や施術でのアイロンワーク、ご自身でのカーラーやアイロンによって前髪を流す事は可能です。
ですが、
前髪が極端に短かったり、おでこの狭い方や形次第では流すのが難しい場合もあります。
前髪が流れているように感じさせる為には、髪の長さが5〜6cm程必要になってきます。
また、 カットの方法によっても流しやすさが変わってきます。
要望をしっかり伝えて、適切な所で流してもらえるように量感を調整してもらいましょう。
パーマで柔らかさを演出することも
髪の状態にもよりますが、体力が残っている場合は縮毛矯正の上からパーマをかけてあげる事によって、より自然で柔らかい前髪を演出する事が出来ます。
縮毛矯正だけでも負荷がかかりますので、美容師さんのスキルと髪の診断力などが必要になってきます。
美容師さんを固定するのも大切
カラーリングなどと違って縮毛矯正の場合は、
伸びてきたときの「かけた所とかけてない所の差」がどの辺りなのかが目視しづらくなります。
担当者の方がコロコロ変わると、どうしても矯正をかける幅も曖昧になり、その時によって薬が付いたり付かなかったりしてしまいます。
すると、境い目辺りのダメージが複雑になり他の施術の時に影響が出てしまう可能性があるんですね。
なるべく担当者の方は固定して、毎回同じ幅でかけてもらう事を意識する事が望ましいです。
前髪は縮毛矯正とストレートパーマどちらにするべき?

基本的に縮毛矯正は「アイロンの熱の力×薬剤の力」で癖を伸ばす技術。
対して、ストレートアイロンは「薬剤の力のみ」で行い、用途としては一度かけたパーマを落とす目的で使います。
↓詳しくはこちら

薬剤の力のみクセが伸びる方も稀にいらっしゃるのでストレートパーマで行う事も0ではないですが、基本的にはクセを伸ばしたい時は縮毛矯正をオススメします。
前髪の縮毛矯正はどれくらいの頻度でかければ良い?

顔まわりの髪の毛は目につきやすかったり、他の部分と比べて癖が強い事が多いので気になるのは早いです。
頻度としては2〜4ヶ月に一度かけられる方が多いですが、
基本的には「気になってきたらかける」で問題ないです。
個人的おすすめとしては矯正の周期の間に挟んであげることですね。
例
※縮毛矯正が6ヶ月周期の方
全体リタッチ縮毛矯正→(4ヶ月後)→前髪のみ縮毛矯正→(4ヶ月後)→前髪のみ縮毛矯正→(4ヶ月後)→全体リタッチ縮毛矯正
などのような決まった周期を作ってあげる事によって、どの時期もストレスフリーで過ごせるようになります。
その都度、気になった時にかけていった例をあげると
※縮毛矯正が6ヶ月周期の方
6月にリタッチ縮毛矯正→(3ヶ月後)→
9月に前髪だけ縮毛矯正→(乾燥時期に入って癖が気にならなくなり5ヶ月後)→
2月に全体リタッチ縮毛矯正→(3ヶ月後)→
『梅雨がまだ始まってないのに、もう前髪が気になる…
この前全体にやったのに湿気が増えて全体的にも気になってきた…』
など、逆に時間やコスト、もちが悪くなったように感じてしまう事も。
しっかりと周期管理して矯正を続けていく事で、いつも良い状態を保てる事が理想かなと思います。
前髪の縮毛矯正でのよくある失敗とその対処法

・前髪にクセが少し残っている
単純に、縮毛矯正のかかりが悪かった時におこるパターンです。
根本だけ、もしくは全体的にかけ直す事によって解消するのが望ましいです。
・前髪がピンっと浮き上がってしまった
元々、ハリコシが強い方が縮毛矯正が強くかかりすぎてしまったパターンです。
もう一度、縮毛矯正をかけ直す事でも解消出来る可能性がありますが、リスクが高くあまりオススメはしません。ブローで根本をしっかりとこすり、ドライヤーで上から押さえるように乾かしてあげる事でごまかすのが一番得策です。
・前髪がペタッと張り付いてしまう
こちらは逆に髪の毛が柔らかく細い方が強くかけすぎてしまったパターンです。
ピンッと浮き上がってしまったケースと同様、かけ直しはリスクが高くオススメはしません。アイロンやカーラーなどでカール感をつけてあげる事により改善が見込めます。
・前髪がチリチリになってしまった
過度なダメージによって髪が負荷に耐えきれなくなってしまった状態です。「ビビリ毛」と呼ばれたりもします。
この状態になってしまうと、基本的に修正は難しく少しずつカットで取り除いていく事が望ましいです。
当店では状態によって、特許技術の『クリニックカット®️』を使用し、改善の手助けをします。
絶対にやってはいけない前髪の縮毛矯正

それは、【セルフ縮毛矯正】です。
前髪くらいなら自分で出来るんじゃないかな?と甘い誘惑も流れがちですが、美容室のメニューにおいて最高峰の技術力が必要で最高峰にダメージを伴うのが縮毛矯正という技術です。
前述した通り、自分で縮毛矯正をかけて「ビビリ毛」になってしまった場合は基本的に治す事は出来ません。
朝に前髪がキマらないとテンションが上がらないように、
前髪は特に鏡に映った自分が見ても、相手から見ても少し変わるだけで印象がガラッと変化する大切な部分です。
くれぐれもご注意を…!
・技術によって自然にする事も可能
・ストパーではなく縮毛矯正がベター
・なるべく周期を決めてかけよう
・矯正が強すぎると失敗に繋がる事も
・セルフでは絶対にやらないで!!失敗すると取り返しがつかないよ!!
今日は以上になります。 では、良い美髪ライフを♪